ロジウムメッキを貴金属にかける理由について

一昔前は、日本で好まれていた貴金属は”プラチナ”でしょう。プラチナの良さは、加工の際、ダイアモンドや宝石を留めると、他の金属よりもねっとりとした性質がありますので、石留めがしっかりとできる事です。
その為、高価なジュエリーにプラチナが良く使われます。純度の低い金(10金など)を加工して石留めをすると、硬い為、石を留める爪が割れてしまう事もあります。(頻繁に割れるというのではありませんが、プラチナやK18に比べるとずっと危険です)
そういった良い点もありますが、プラチナの悪い点は、その地色です。少し黒っぽいシルバー色というのが、プラチナ本来の色ですが、この色を明るいシルバー色に見せる為に、ロジウムメッキが施される事が多いのです。
ロジウムメッキをかける事によって、少し明るめの銀色に見せる事ができます。
日本では好まれていたプラチナですが、アメリカではそれほど好まれておりません。
ファッション性を重視したジュエリーでは、イエローゴールドやホワイトゴールドの方が好まれています。
シルバーもれっきとした貴金属です。
そしてこのシルバーにも、ロジウムメッキをかける事がよくあります。その理由は、シルバーは空気に長い時間触れていると、変色をおこし、黒くなるからです。(硫化)
この為、手入れが面倒な人などには嫌がられる事もあるシルバーですが、ロジウムメッキをかけることによって、変色のリスクが減少します。(メッキはとても薄い為、いつかは変色します)